■すんません、もうとっくに開幕している今年の「祝祭週間」でありますが、とりあえず、私が最初に出向いた演奏会、13日のサントリーホール公演における演奏メンバー一覧を(遅ればせながら)掲載いたします。一覧からも推察されるとおり、今回は相当数の「エキストラ(=非現役団員)」を入れての公演となっております。なぜそうなのか、は申し上げるまでもありませんし、その件についての所感は(敢えて)述べません。あくまでも事実関係の記録・確認とさせていただきますので、悪しからずご了承のほどを。
10月13日(木)19時開演:サントリーホール
指揮:クリストフ・エッシェンバッハ
リスト:ピアノ協奏曲第1番
Pf:ラン・ラン
<ソリスト・アンコール>
リスト:コンソレーション第2番
ドビュッシー:『小組曲』から「小舟にて」
(エッシェンバッハ&ラン・ラン)
ドビュッシー:『小組曲』から「バレエ」
(ラン・ラン&エッシェンバッハ)
シューマン:交響曲第2番
J.シュトラウスII世:皇帝円舞曲
<アンコール>
J.シュトラウスII世:ワルツ「美しく青きドナウ」
J.シュトラウスII世:ポルカ「雷鳴と稲妻」
<主な演奏者> ♭退職者 *舞台オケ #待機団員 +補助団員
リスト:ピアノ協奏曲第1番
Fl 1:(♭?)シュルツ 2:アウアー Picc:フルーリー
Ob 1:+モネ(
Céline Moinet:ドレスデン国立歌劇場管首席)2:+ハインリヒス(
Bernhard Heinrichs:チューリヒ歌劇場管首席)
Cl 1:♭シュミードル 2:*ノイバウアー
Fg 1:ヴェルバ 2:コブリッツ
Hrn 1:+ペハム(
Christoph Peham:トンキュンストラー管首席)2:マイヤー
Trp 1:シュー 2:+フックス(
Helmut Fuchs:フリーランス)
Trb 1:キューブルベック 2:ガール 3:シュトレッカー
Timp +ショーベルライトナー(Margit Schoberleitner:トンキュンストラー管首席>女性です)
Perc ♭プシホダ(Cym)+オベライグナー(Tri/
Michael Oberaigner:ベルリン・コンツェルトハウス管首席)
1Vn キュッヒル、シュトイデ
2Vn リッシー、シューベルト
Va コル、リー
Vc バルトロメイ、ヴァルガ
Cb マイヤー、ヴィンマー
シューマン:交響曲第2番
Fl 1:フルーリー 2:アウアー
Ob 1:+ハインリヒス 2:+モネ
Cl 1:♭シュミードル 2:*ノイバウアー
Fg 1:ヴェルバ 2:コブリッツ
Hrn 1:トムベック 2:マイヤー
Trp 1:エダー 2:+フックス
Trb 1:ウィルソン 2:ガール 3:シュトレッカー
Timp +オベライグナー
1Vn キュッヒル、シュトイデ
2Vn リッシー、シューベルト
Va コル、リー
Vc バルトロメイ、ヴァルガ
Cb マイヤー、ヴィンマー
J.シュトラウスII世:皇帝円舞曲 およびアンコール
Fl 1:アウアー 2/Picc:フルーリー
Ob 1:+モネ 2:+ハインリヒス(「雷鳴と稲妻」では1-2番入れ替え)
Cl 1:♭シュミードル 2:*ノイバウアー
Fg 1:ヴェルバ 2:コブリッツ
Hrn 1アシ:+ペハム 1:トムベック 2:マイヤー 3:+オプマン(
Markus Obmann:ウィーン響) 4:+ハルトナー(
Markus Hartner:トンキュンストラー管)
Trp 1:エダー 2:+フックス
Trb 1:ウィルソン 2:ガール 3:シュトレッカー
Tub ♭ヒルガース(
Walter Hilgers:敢えて退職団員として扱います)
Timp ♭アルトマン
Perc ♭プシホダ(Cym)+ショーベルライトナー(S.Dr)+サイティンガー(B.Dr/Walter Seitinger:元ウィーン響)+オベライグナー(B.Dr)
1Vn キュッヒル、シュトイデ
2Vn リッシー、シューベルト
Va コル、リー
Vc バルトロメイ、ヴァルガ
Cb マイヤー、ヴィンマー
弦楽器に参加の退職団員は、ヒンク(1Vn)、ヴェヒター(2Vn)、ペヒャ(Va)、ヘッキング(Cb)の4名。
※ついでながら、本演奏会は皇太子臨席>それで「皇帝円舞曲」!?>まさか(^^;。他に、ラン・ランと言えば... の假屋崎省吾氏>前回とほぼ同じ席に座っていたのが不思議(^^;。あと、松任谷正隆夫妻、そう、つまりユーミンの姿も!(^^;
■記録ということで、もう一点。今年の公演では、東日本大震災への復興支援も行われるわけだけど、その一環として「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」というのが設立されることになったとのこと
→詳細。18日昼に「私たちの思いは日本と共に~WPH for JAPAN」と銘打ったチャリティコンサートが開かれ、それはそれで大変ありがたく、そして嬉しいものではあるのだけれど、「これから」に対する支援というのも、また非常に重要なものであることは事実。当団が、そこに手を差し伸べてくれることになったというのは、本当に嬉しいし、素晴らしいことだと思います。感謝。