2009年 07月 07日
握手についての一考察 |
■一昨日の当欄にかなり悲観的なことを書いた。とにかく仕事が少ないと。かなりヤバいと。もちろんそれは事実なのだけど、ただ、今月の最初の1週間を振り返ると、結構恵まれた仕事に多く有り付くことができたため、収入面ではそれなりに良好な結果を得ることができたのである。御用聞きをして得た仕事が大半だったことを考えれば、相当に"奇跡的"な展開ではあったわけだけど、しかし、ほんとにコストパフォーマンス(!?)は良かった。ラッキーだった。でも... 明日以降は厳しいの。いつものペース(以下)に逆戻り。よって、悲観的状況は続きます。数週間後に思うことでしょう。月初めは良かったよなと。懐かしいよなと。
■その仕事。今日の午後に伺ったのは80代と思われる老ご夫妻のお宅。購入PCが初期不良で交換ということになったため、作業料金メーカー持ちで諸設定一式をやってくれという、ある意味、誠にオイシい作業。だって、お客さんが望むことはすべてやってあげて、その作業代金を全額メーカーに請求できるんだもの。で、やりましたよ、諸々を。PCの初期セットアップ、無線LANでのインターネット接続設定、プリンタ設定、セキュリティソフトのインストール、そして、離れて暮らすご親族たちとやり取りするためというSkypeのインストールと設定および動作確認。なんとも上品な物腰のご夫妻でしてね、私も日頃の親不孝の罪滅ぼしとばかり(!?)、一所懸命お相手いたしました。で、なんとか無事終了。それじゃぁ失礼しますと外に出て、お見送りに出てきてくださったご主人に最後のご挨拶をしたら、なんとご主人、握手を求めてこられたのですわ。これにはびっくり。もちろん、私も手を差し出して、しっかり握手させていただきましたけども、この仕事をして5年半、握手を求められたのは初めてでありましたわ。このご主人にとっては「いつものこと」だったのか。それとも、私の一所懸命さを"評価"してくださってのことだったのか。いずれにしても、嬉しい、そしてありがたいことでありました。報酬もそこそこ良かったから大満足(苦笑)。いつもこんな仕事ならなぁ...(^^;
■と、上に「握手」のことを書いたわけだけど、握手ってのは、なんとも麗しい行為・所作ですよね。我々日本人にとっては、決して日常的なものではないけども、欧米なんかじゃそれこそ普通の挨拶手段。だから、彼らにとっては特別な行為をしている感覚はないだろうけど、そんな姿を見ているこっちとしては、あぁいいな、素敵だな、大人だな、ってな感じで。私の場合、やっぱり当団諸氏の「握手」がね、格別に素晴らしく見えるのであります。例えば、聖地に赴き、国立歌劇場の天井桟敷に陣取りますわね。で、開演30分前くらいからじーっとオケピットを見下ろしていると、三々五々メンバーが集まってくるわけです。で、先に来て音出ししている同僚に近寄ってまず握手。で、何やら談笑して自分の席に移動して、やおら音出し。あるいは、自分の席に着き、隣の同僚と握手してから音出し。なんて光景が展開されるわけ。これがまぁ、実に素敵だし、カッコいいわけよね。あと、演奏終了後の握手ってのもありますわね。当団の場合、弦楽器陣は必ずと言っていいけど、終演後、袖に捌ける直前に隣の奏者と握手をする。管楽器陣はしたりしなかったりだけど、弦楽器陣は大体やってる。あれもまたカッコいいし、素敵。当然、しっかり真似してますけどね、私も(苦笑)。閑話休題。今日、思わぬ形で握手を求められたことで、我が日本人も、日常的に握手をする文化になってみてもいいんじゃないかと、そんなことを思った次第。そういうことしてれば、昨今の殺伐さも、少しは和らぐのでは?なんて...。あ、でも、これからの選挙シーズンになると、やたら握手しまくる連中が出てきますな。ある意味、日常的な握手。でも、あれは「似て非なるモノ」として論外。
■「のだめ…」映画版の撮影が、ムジークフェライン大ホールで行われたというニュース→これなど。いやもう、純粋に「すごいね」と、そう申すのみ。キャストやスタッフがほぼ同一とのことだから、きっとTV版のクオリティを保ってくれるはず。楽しみにしてますよ。で、このウィーンロケの記事を見て、ワタシ的に気になったのは「オケはどこなのよ?」と(苦笑)。ただ、これがなかなか書いてない。どこかのサイトでようやくそれらしき記述を見つけたら、どうやらプラハの団体を連れてきたらしい。TV版のヨーロッパ編の時も確かプラハのオケ(プラハ放送響?)だったから、もしかしたら、今回も同じ団体を起用したのかもね。って、あれですかね、この件、どこかに"正解"が出てましたでしょうかね? もしおわかりだったらコメント欄にご投稿いただければ>他力本願。
■その仕事。今日の午後に伺ったのは80代と思われる老ご夫妻のお宅。購入PCが初期不良で交換ということになったため、作業料金メーカー持ちで諸設定一式をやってくれという、ある意味、誠にオイシい作業。だって、お客さんが望むことはすべてやってあげて、その作業代金を全額メーカーに請求できるんだもの。で、やりましたよ、諸々を。PCの初期セットアップ、無線LANでのインターネット接続設定、プリンタ設定、セキュリティソフトのインストール、そして、離れて暮らすご親族たちとやり取りするためというSkypeのインストールと設定および動作確認。なんとも上品な物腰のご夫妻でしてね、私も日頃の親不孝の罪滅ぼしとばかり(!?)、一所懸命お相手いたしました。で、なんとか無事終了。それじゃぁ失礼しますと外に出て、お見送りに出てきてくださったご主人に最後のご挨拶をしたら、なんとご主人、握手を求めてこられたのですわ。これにはびっくり。もちろん、私も手を差し出して、しっかり握手させていただきましたけども、この仕事をして5年半、握手を求められたのは初めてでありましたわ。このご主人にとっては「いつものこと」だったのか。それとも、私の一所懸命さを"評価"してくださってのことだったのか。いずれにしても、嬉しい、そしてありがたいことでありました。報酬もそこそこ良かったから大満足(苦笑)。いつもこんな仕事ならなぁ...(^^;
■と、上に「握手」のことを書いたわけだけど、握手ってのは、なんとも麗しい行為・所作ですよね。我々日本人にとっては、決して日常的なものではないけども、欧米なんかじゃそれこそ普通の挨拶手段。だから、彼らにとっては特別な行為をしている感覚はないだろうけど、そんな姿を見ているこっちとしては、あぁいいな、素敵だな、大人だな、ってな感じで。私の場合、やっぱり当団諸氏の「握手」がね、格別に素晴らしく見えるのであります。例えば、聖地に赴き、国立歌劇場の天井桟敷に陣取りますわね。で、開演30分前くらいからじーっとオケピットを見下ろしていると、三々五々メンバーが集まってくるわけです。で、先に来て音出ししている同僚に近寄ってまず握手。で、何やら談笑して自分の席に移動して、やおら音出し。あるいは、自分の席に着き、隣の同僚と握手してから音出し。なんて光景が展開されるわけ。これがまぁ、実に素敵だし、カッコいいわけよね。あと、演奏終了後の握手ってのもありますわね。当団の場合、弦楽器陣は必ずと言っていいけど、終演後、袖に捌ける直前に隣の奏者と握手をする。管楽器陣はしたりしなかったりだけど、弦楽器陣は大体やってる。あれもまたカッコいいし、素敵。当然、しっかり真似してますけどね、私も(苦笑)。閑話休題。今日、思わぬ形で握手を求められたことで、我が日本人も、日常的に握手をする文化になってみてもいいんじゃないかと、そんなことを思った次第。そういうことしてれば、昨今の殺伐さも、少しは和らぐのでは?なんて...。あ、でも、これからの選挙シーズンになると、やたら握手しまくる連中が出てきますな。ある意味、日常的な握手。でも、あれは「似て非なるモノ」として論外。
■「のだめ…」映画版の撮影が、ムジークフェライン大ホールで行われたというニュース→これなど。いやもう、純粋に「すごいね」と、そう申すのみ。キャストやスタッフがほぼ同一とのことだから、きっとTV版のクオリティを保ってくれるはず。楽しみにしてますよ。で、このウィーンロケの記事を見て、ワタシ的に気になったのは「オケはどこなのよ?」と(苦笑)。ただ、これがなかなか書いてない。どこかのサイトでようやくそれらしき記述を見つけたら、どうやらプラハの団体を連れてきたらしい。TV版のヨーロッパ編の時も確かプラハのオケ(プラハ放送響?)だったから、もしかしたら、今回も同じ団体を起用したのかもね。って、あれですかね、この件、どこかに"正解"が出てましたでしょうかね? もしおわかりだったらコメント欄にご投稿いただければ>他力本願。
by wph1842
| 2009-07-07 21:56
| ウィーンフィル