2006年 01月 16日
乾燥と感想 |
■土曜日は大雨(しかも雷付き)、そして昨日の日曜日はポカポカ陽気で、文字通り「季節外れ」の週末。大雪地域の皆さんにとっては、一難去ってまた一難... という状況でありましょう。どうかお気を付けください、としか申し上げようがない。
■雨降りの土曜日は比較的良かったのだけど、基本的には空気乾燥しまくりのこの冬、いつになく悩まされているのが「痒み」。カサカサ乾燥肌になってしまって、いやぁ、痒いカユい。これほど酷いのは初めてですわ。最初は足だけだったのに、今では全身に"転移"。朝、シャワーを浴びた後、全身に痒み止めクリームを塗りたくってなんとかしのいでおりますが、いやしかしマイッタ。
■昨晩はFMで当団定期演奏会生中継。プレートルの指揮でブラームス第3交響曲、「火の鳥」組曲、「ダフニスとクロエ」第2組曲というプログラム。"K&K"でプローベにおけるプレートルのエネルギッシュな指揮ぶりが写真入りで紹介されておりましたが、まさに「そういう演奏」でありました。
80歳を超えた指揮者であれば「枯れた」芸風になるのが、まぁ、一般的な姿だと思う。でも、プレートルの作り出す音楽は熱い。それもかなりの熱血ぶり。テンポも基本的に速めで、ギアチェンジも頻繁。とにかくエネルギッシュでありました。
でも、だからと言って、若い指揮者が力任せにグイグイと煽っていくようなものでもない。微妙なテンポの揺れの、その揺れ加減が実に絶妙かつ味わい深くて、この辺は歳を重ねてきた指揮者ならではの芸。
当団とは意外に古くからの付き合いのようだけど、でも、それほど数多く指揮しているわけでもないはず。時々こういう「熱いけど味がある」指揮者に手合わせ願うことで、当団もリフレッシュできるところがあるんじゃないかしらね。
■前半の"熱血ブラームス"も良かったけど、プレートルの「味」が一番出ていて、それがオケとも良く噛み合っていたのは「ダフニスとクロエ」ではなかったかしら。この曲、当団がやるとどうしても野暮ったくなるところがあって、それは、メンバーがだいぶ若返った今になってもあまり変わっていないのだけど、その野暮ったさが、プレートルの持ち味と上手く合って、独特の世界を作り出していたように思った。フワッと軽い、というんじゃなくて、モワッと柔らかい、みたいなラヴェル。なんじゃそりゃ!?って言われそうだけど(苦笑)、でも、そんな感じ。
「火の鳥」はですねぇ、ソロいっぱいの1番ホルンがちょいとばかし不安定で、それが気になり...。"K&K"のプローベ写真を見ると、フラダーのようにもトムベックのようにも見えるのだが、仮にトムベックだったとしたら、だいぶ不調だったのかなと。フラダーだったら... なるほど、なんだけど>おいおい(^^;
■"被せ物"が取れてしまった右上の奥歯。今は空洞状態なのだが、どうやら神経は残っているらしく、凍みるし痛む。なので、食べ物を右で噛むことができず、それがツラい。だって、そんなんじゃ何食べたって美味しくないですもん(笑)。今晩か明日の午前中、歯医者行きは必須だな。
■雨降りの土曜日は比較的良かったのだけど、基本的には空気乾燥しまくりのこの冬、いつになく悩まされているのが「痒み」。カサカサ乾燥肌になってしまって、いやぁ、痒いカユい。これほど酷いのは初めてですわ。最初は足だけだったのに、今では全身に"転移"。朝、シャワーを浴びた後、全身に痒み止めクリームを塗りたくってなんとかしのいでおりますが、いやしかしマイッタ。
■昨晩はFMで当団定期演奏会生中継。プレートルの指揮でブラームス第3交響曲、「火の鳥」組曲、「ダフニスとクロエ」第2組曲というプログラム。"K&K"でプローベにおけるプレートルのエネルギッシュな指揮ぶりが写真入りで紹介されておりましたが、まさに「そういう演奏」でありました。
80歳を超えた指揮者であれば「枯れた」芸風になるのが、まぁ、一般的な姿だと思う。でも、プレートルの作り出す音楽は熱い。それもかなりの熱血ぶり。テンポも基本的に速めで、ギアチェンジも頻繁。とにかくエネルギッシュでありました。
でも、だからと言って、若い指揮者が力任せにグイグイと煽っていくようなものでもない。微妙なテンポの揺れの、その揺れ加減が実に絶妙かつ味わい深くて、この辺は歳を重ねてきた指揮者ならではの芸。
当団とは意外に古くからの付き合いのようだけど、でも、それほど数多く指揮しているわけでもないはず。時々こういう「熱いけど味がある」指揮者に手合わせ願うことで、当団もリフレッシュできるところがあるんじゃないかしらね。
■前半の"熱血ブラームス"も良かったけど、プレートルの「味」が一番出ていて、それがオケとも良く噛み合っていたのは「ダフニスとクロエ」ではなかったかしら。この曲、当団がやるとどうしても野暮ったくなるところがあって、それは、メンバーがだいぶ若返った今になってもあまり変わっていないのだけど、その野暮ったさが、プレートルの持ち味と上手く合って、独特の世界を作り出していたように思った。フワッと軽い、というんじゃなくて、モワッと柔らかい、みたいなラヴェル。なんじゃそりゃ!?って言われそうだけど(苦笑)、でも、そんな感じ。
「火の鳥」はですねぇ、ソロいっぱいの1番ホルンがちょいとばかし不安定で、それが気になり...。"K&K"のプローベ写真を見ると、フラダーのようにもトムベックのようにも見えるのだが、仮にトムベックだったとしたら、だいぶ不調だったのかなと。フラダーだったら... なるほど、なんだけど>おいおい(^^;
■"被せ物"が取れてしまった右上の奥歯。今は空洞状態なのだが、どうやら神経は残っているらしく、凍みるし痛む。なので、食べ物を右で噛むことができず、それがツラい。だって、そんなんじゃ何食べたって美味しくないですもん(笑)。今晩か明日の午前中、歯医者行きは必須だな。
by wph1842
| 2006-01-16 00:43
| ウィーンフィル