2009年 11月 24日
ウィーンフィル日誌から |
■リカバリ等々の作業のため約4時間を要した今日の仕事。どうにも我慢ならずお客さん宅のトイレをお借りするような事態にもなってしまったのだけど(苦笑)、でもまぁ、なんとか終えられたし、それなりの実入りにもなったのでまずは重畳ではあった。が、何より良かったのは、お客さん宅が車で15分ほどの近場だったこと。これは楽だわ。横須賀とか埼玉とか山梨・大月とかって、最近日常的に出向いている場所は、移動だけで2時間以上かかったりするからね。近所だけで仕事が完結できればほんとに楽なんだけどなぁ。
■ブログ更新をサボりまくっているおかげで、いささか旧聞のネタになってしまったのだけど...。先月中旬に行われた定期演奏会(プレートル指揮)のプログラム冊子が届き、その中のヘルスベルク団長による「ウィーンフィル日誌」に、ウィーンフィル協会新加入者が紹介されていたので、ここでもご紹介をば。なお、同内容は当団サイトにも掲載されておりますので、顔写真等詳細は→こちらをご覧いただきたく。しかし、前回の新加入者であるホルンのリントナー、打楽器のシュミディンガー両氏については、結局サイトに掲載されないままなんだよねぇ。この数年に関しては、新加入者は例外なくサイトでも紹介されていたし、今回も然り。つまり、リントナー、シュミディンガー両氏の分だけ漏れてしまっているわけで、これはいけませんなぁ。更新担当者さん、しっかりしてくれないと。
■今回の加入者は5名。2ndヴァイオリンのShkëlzen Doli 、Dominik Hellsberg、Holger Groh、ヴィオラのThomas Hajek 、コントラバスのJan Georg Leser。8月5日にザルツブルクで行われた楽員総会において加入が承認されたとのこと。今回のメンバーに関して言えば、何より感慨深いのがヴァイオリンの3人。ドリ、ヘルスベルク息子、グローは、2000年から始まったトヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンの、その最初の公演に参加していたメンバーで、もちろん当時はウィーンフィル(国立歌劇場オケ)の正式団員ではなく、若手の補助団員がこういう特別編成オケに駆り出されたという感じだった。その後、現在も補助団員として活動しているマチャシチクや、指揮者に転身した(と言って良いのでしょう、たぶん)ゲッツェルらも参加するようになり、これら若手が生き生きと弾きまくる姿が、トヨタ…のひとつの魅力ともなったのでありました。そんな彼らが国立歌劇場オケに正式入団し、そしてこの度晴れてフィルハーモニカーとなった。なんと申しましょうか、若手の成長を見守った、という感もありましてね、感慨もひとしおであると(^^;
■新入団員ということでは、別にもうひとネタありまして。当団への補助団員供給源の一つとなっている国立歌劇場舞台オケ。ここの新しいホルン奏者がこの度決定したというニュースが、これまでも何度かネタ元にした→こちらに出ておりました。Elisabeth Jöbstl。名字を見てお気づきのとおり、当団ホルン奏者イェプストゥル氏の夫人であります。で、この方の旧姓(名)がElisabeth Hollensteiner。と書けば、さらにお気づきになる方もいらっしゃるはず。そう、昨年夏に→記事にしたのでありますが、期間限定という形で舞台オケに採用されていた、その人なのでありました。舞台オケから国立歌劇場オケに移籍することになったフーバーが、無事試用期間を終えるまでは舞台オケにも籍を残しておく。よって、その間の補充要員として採用されたのがホーレンシュタイナー女史。その後結婚してイェプストゥル女史となり、そしてこの度正式に舞台オケに採用されたと。必ずしも全員がというわけではないけれど、上記したように、舞台オケメンバーは当団補助団員として"表"のピットやウィーンフィルとして舞台上で演奏することも多いわけで、となると、ホルン会の"夫婦共演"という姿を目にすることになるかも。ホルン会に限らず、当団の場合、これまで親子共演や兄弟共演の例はたくさんあったわけだけど、ここに来てついに夫婦というのも可能性が出てきたわけで、はい、「時代」ですね、これも...。
■ブログ更新をサボりまくっているおかげで、いささか旧聞のネタになってしまったのだけど...。先月中旬に行われた定期演奏会(プレートル指揮)のプログラム冊子が届き、その中のヘルスベルク団長による「ウィーンフィル日誌」に、ウィーンフィル協会新加入者が紹介されていたので、ここでもご紹介をば。なお、同内容は当団サイトにも掲載されておりますので、顔写真等詳細は→こちらをご覧いただきたく。しかし、前回の新加入者であるホルンのリントナー、打楽器のシュミディンガー両氏については、結局サイトに掲載されないままなんだよねぇ。この数年に関しては、新加入者は例外なくサイトでも紹介されていたし、今回も然り。つまり、リントナー、シュミディンガー両氏の分だけ漏れてしまっているわけで、これはいけませんなぁ。更新担当者さん、しっかりしてくれないと。
■今回の加入者は5名。2ndヴァイオリンのShkëlzen Doli 、Dominik Hellsberg、Holger Groh、ヴィオラのThomas Hajek 、コントラバスのJan Georg Leser。8月5日にザルツブルクで行われた楽員総会において加入が承認されたとのこと。今回のメンバーに関して言えば、何より感慨深いのがヴァイオリンの3人。ドリ、ヘルスベルク息子、グローは、2000年から始まったトヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンの、その最初の公演に参加していたメンバーで、もちろん当時はウィーンフィル(国立歌劇場オケ)の正式団員ではなく、若手の補助団員がこういう特別編成オケに駆り出されたという感じだった。その後、現在も補助団員として活動しているマチャシチクや、指揮者に転身した(と言って良いのでしょう、たぶん)ゲッツェルらも参加するようになり、これら若手が生き生きと弾きまくる姿が、トヨタ…のひとつの魅力ともなったのでありました。そんな彼らが国立歌劇場オケに正式入団し、そしてこの度晴れてフィルハーモニカーとなった。なんと申しましょうか、若手の成長を見守った、という感もありましてね、感慨もひとしおであると(^^;
■新入団員ということでは、別にもうひとネタありまして。当団への補助団員供給源の一つとなっている国立歌劇場舞台オケ。ここの新しいホルン奏者がこの度決定したというニュースが、これまでも何度かネタ元にした→こちらに出ておりました。Elisabeth Jöbstl。名字を見てお気づきのとおり、当団ホルン奏者イェプストゥル氏の夫人であります。で、この方の旧姓(名)がElisabeth Hollensteiner。と書けば、さらにお気づきになる方もいらっしゃるはず。そう、昨年夏に→記事にしたのでありますが、期間限定という形で舞台オケに採用されていた、その人なのでありました。舞台オケから国立歌劇場オケに移籍することになったフーバーが、無事試用期間を終えるまでは舞台オケにも籍を残しておく。よって、その間の補充要員として採用されたのがホーレンシュタイナー女史。その後結婚してイェプストゥル女史となり、そしてこの度正式に舞台オケに採用されたと。必ずしも全員がというわけではないけれど、上記したように、舞台オケメンバーは当団補助団員として"表"のピットやウィーンフィルとして舞台上で演奏することも多いわけで、となると、ホルン会の"夫婦共演"という姿を目にすることになるかも。ホルン会に限らず、当団の場合、これまで親子共演や兄弟共演の例はたくさんあったわけだけど、ここに来てついに夫婦というのも可能性が出てきたわけで、はい、「時代」ですね、これも...。
by wph1842
| 2009-11-24 17:48
| ウィーンフィル